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東京マラソン新コース試走とマラソンの神様参拝

2017年の東京マラソンから、フィニッシュ地点を東京駅前の行幸通りに変更することを決定した。

従来のコースは「東京都庁~飯田橋~皇居前~日比谷~品川(折り返し)~銀座~日本橋~浅草雷門(折り返し)~築地~豊洲~東京ビックサイト」
新コースは「東京都庁~飯田橋~神田~日本橋~浅草雷門(折り返し)~蔵前~両国~門前仲町(折り返し)~両国~蔵前~日本橋~銀座~日比谷~高輪(折り返し)~日比谷~東京駅前行幸通り」

新旧の違いは、浅草方面のコースが先になり、品川方面のコースが30キロ以降の終盤になる。銀座から東京ビックサイトのコースが消滅して、代わりに両国から門前仲町のUターンコースが増えた形だ。

従来のコースはスタートから5キロ地点まで約30mの下り、その後は35キロ地点まで平坦な道が続く。しかし、35キロ以降は佃大橋等4つの橋を渡るため、細かなアップダウンが待ち構えていた。しかも、湾岸エリアのため強い向かい風が吹くこともあり終盤の落ち込みが激しかった。

ベルリン、ロンドン、シカゴ、ドバイ、ロッテルダムなどで2時間2~4分前後の好タイムが出ているが、東京マラソンの大会記録は2時間5分42秒と海外招待選手の顔ぶれから考えると物足りない記録。東京で世界記録という雰囲気をつくって世界中から東京に猛者を集めるためには高速レースを予感させるコースに変更する必要を考えたようだ。

そんな東京の新コースを視察してみたいという気持ちが強くなった。本来なら試走するのが筋だが、今は疲労骨折が完治していないので走れない。それならばと考えたのが最近週末を中心に走っている自転車だ。走ることは禁止されているが、疲労骨折の場合自転車は許される。

そんな訳で7月24日トレックで新コースを一漕ぎすることにした。

パソコンでコースを調べている最中、何の気なしに「マラソンの神様」と検索してみた。マラソンの神様とは、いつもレースが終わった時に一礼して感謝の気持ちを伝えている自分の心の中にいる架空の存在だ。

いた。いた。いらっしゃった。マラソンの神様が…

まずは川越八幡宮。足腰の神様と言われており、東洋大や城西大陸上部が参拝しているらしい。

東京にも三箇所。

人形町の大観音寺。足の早い韋駄天様が祀られており、マラソンの神様として東京マラソン完走祈願で多数の参拝者が訪れている。

亀戸香取神社。スポーツの神様として多数のアスリートが参拝している。境内の白い小石を洗い清めて勝運袋に入れて祈願し、勝守りとペアで納めるといいらしい。

他にも健脚の神様として谷中延壽寺。

架空の存在と思っていたマラソンの神様が実在していたとは夢にも考えていなかった。
マラソンの神様は自分にとって特別な存在。あの悪夢からここまで復帰できたことに対して正式にお礼をしたい。新コースを自転車で視察する時を利用して人形町大観音寺と亀戸香取神社を参拝することにした。

代観音寺
大観音寺の韋駄天様

atori.jpg
亀戸香取神社

足を早く治してくださいとは祈願しなかった。ここまで復活できたことに対するお礼とこれからも走り続けるための決意を伝えて、静かに見守ってくださいと祈願した。
まずは自分が努力すること。一生懸命やっている姿をお見せすれば必ず見守っていただけるはず。
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愚痴の呟き

疲労骨折。つまりは骨折ということで保険金がおりると思い損保会社に問い合わせました。
疲労骨折は同じことを積み重ねたことによる骨折。保険がおりる怪我というのは突発的なもので予期できないことが前提なのだそうです。
だから保険はおりないと…

来る日も来る日も同じことを繰り返した努力の結晶が疲労骨折…
いわば勲章のようなものなのに保険の対象にはなりません。

最近つくづく思いますが保険は損ですね。特に入院保険とか傷害保険は損です。掛けてすぐに何かが起これば金銭的にプラスになりますが、何十年と掛け続けていても保険金がおりるような事柄が発生しない。たまに何か起こって1カ月程度の入院をしたとしても今まで掛けてきた掛金分はととても回収できません。保険など加入せずに積立預金をしてきた方が得だったなあと感じます。

保険は損得の問題ではないと言ってしまえばそれまでです。何かあった時のリスク回避と諦めるしかありません。
長く生きてきた結果、自分に照らし合わせると損だったというにすぎません。
入院保険。毎年うん十万円払っていますが心臓手術しても掛金の1年分程度しか回収できませんでした。
ブラスになるのは死亡保険金だけでしょうか。

単なる愚痴を呟いてしまいました。

思ったより重症

病院から出された松葉杖こそ一度も使わなかったものの、走ることは一切控えて治療に専念した甲斐があり、足の痛みは完全に消えました。
昨日病院で検査をしてきました。

『骨はついたようですね。でもこの画像を見てください。ここに大きく線が入ってますね。これが疲労骨折です。そして何度か疲労骨折を繰り返しているので脛骨が曲がっています。』
『確かに曲がっていますね。』
『骨折した部位は、治るときに太くなって骨がつきます。あなたは知らず知らずのうちに疲労骨折を繰り返しているのでこのように骨が太くなっているところがありますが、走りながらの自然治癒だったために骨が変形しています。脛骨全体を見てみるとわかるでしょう。このように曲がっています。ねじれています。走る時には相当右足に負担がかかっているはずで、それが疲労骨折を繰り返した原因と思われます。走る時はアップとストレッチを必ずやってください。そうしないとまた怪我をしますよ。正直言ってあなたには走ることが一番合っていないスポーツです。この脛骨の形状でよく走れるものだと感心します。ハンデを負っているのと同じです。』
『わかりました。それでいつ頃から走れるでしょうか。』
『8月のお盆が明けるまでは走らないでください。骨はついていますが、走る時期を誤ると同じ部位を再骨折します。それが完全骨折へと進みます。疲労骨折から完全骨折に進んだ場合、骨はつきません。手術で他の部位の骨を削って移植するしか方法がありません。今が大事な時期ですからあと1カ月は走らないでください。』
『わかりました。』
『再開する時はいきなりはしないでくださいね。徐々にです。痛いと感じたらまたいつでも病院に来てください。痛いのはどこかに異常があるから痛いのです。我慢して走ることは絶対にしてはいけません。』
『わかりました。』

ということで、あと1カ月も走れません。8月早々にはラン再開と考えていたのでショックです。この時期に2カ月も走れなくなるとは想像していなかったので大阪マラソン、おかやまマラソンがどうなってしまうのか不安です。

8月中旬にランを再開し、それなりに走れるのはおそらく9月中旬。落ちた筋力を取り戻すのに時間がかかるだろうし、1カ月程度の練習で大阪を迎えることになると思います。

不安でたまりませんが、ここは気持ちを切り替える必要があるでしょう。
私の目的は、大阪でもおかやまでもありません。いつかサブ3.5を達成することです。
大阪もおかやまも出遅れた練習の一環のペース走として来冬に繋げるレースにしたいと思います。

今は焦らず完全に足を治すこと。
腐らず将来に希望を持つこと。
諦めないで全てに再チャレンジすること。

脛骨の隆起

整骨院での超音波治療を始めてから3週目に入りました。
患部の腫れが引けて痛みもなくなり、順調に回復へ向かっていると思われます。脛骨を触ると骨が隆起しているのがわかります。骨折が治るときは、骨折した部位が盛り上がって太くなるようです。溶接した痕のような感じでしょうか。
疲労骨折したと思われる時からおよそ3週間。最初は歩くのも車のアクセルやブレーキを踏むのでさえ痛かったのが、今はなんともありません。16日土曜日に病院で検査があります。
"骨がついていますね"と言われることを期待しています。
今すぐにも走れそうな気がしますが、焦らずもう少し待ってみたいと思います。
超音波治療恐るべしです。

秋のマラソン向けた練習をどうするか

焦らないようにしているが、心の何処かで焦りを感じる。そして、動きたくてウズウズしている。
今やらなければならないことは、疲労骨折を中途半端に治さずしっかり確実に治すこと。

先週は土曜日ゴルフ、日曜日はトイプーと吉祥寺を4時間も歩き回ったものだから、とんでもないくらいの脛の腫れが復活してしまった。いくら超音波治療をしているからとはいえ、これでは治るものも治らなくなると猛反省…
今やるべきことは、8月初旬にランが復活できるよう軽はずみな行動を起こさずに治療に専念すること。

7月24日に予定していた飯能~横瀬へのラン計画(山道37キロ)はとりやめることになるだろう。無理して走ったら取り返しのつかないことになる。一時(いっとき)の満足は、長期のラン離脱を意味する。

8月初旬にラン復帰ができたら
①キロ7分で5キロ程度のジョッグをして足の具合を確認する。
②ハイテクタウンのドリームハンター(2,000円/30分)を使ったトレーニングをしてみる。(OMコーチに勧められたため)
③ジョッグを中心にスピード練習は慎む。8月下旬には20キロ程度のLSDができるよう徐々に距離を延ばす。
④9月からの完全復帰を目指す。

10月の大阪と11月のおかやまは、正味9月~10月中旬の1ヶ月半の練習で対応することになるだろう。
この1ヶ月半でビルドアップ・ペース走・LSDが一通りできるように今は確実に足を治すこと。
8月のトレーニングは9月からのONに向けて足慣らし…つまりはウォーミングアップだ。

【ドリームハンターとは】
下半身をドームで覆い、空気圧を上昇させることにより身体を押し上げ、体重負荷を最大50%まで軽減する。重力負荷が少ない状態を疑似的につくって高レベルなトレーニングを行うことを可能とした装置である。通常では継続しにくい速いスピードでのランニングが長時間可能になり、速く走るフォームの習得に繋がる。
次のような目的で使用する人が多い。
①速いスピードに対応できるランニングフォームを習得したい。
②故障明けでそろそろ走りたいがまだ不安。
③体重が重い。
④膝の痛みがあるが走りたい。
⑤未知のスピードを体験してみたい。


火曜日と木曜日の過ごし方

毎週火曜日と月2回木曜日はRCの練習会である。練習のない月2~3回の木曜日も皇居で走ることが多い。つまり週2回は皇居で走っている。
しかし、疲労骨折のため6月下旬から概ね(最低でも)6週間は走ることができない。当然練習会に参加することはできない。
普通なら帰宅してゆっくり過ごすことになるだろうが、ある事情があって帰宅できない。(笑)

ある事情とは…
そう、疲労骨折していることは内緒なのだ。完全骨折なら隠すことは不可能だろうが、疲労骨折は歩行ができるので少々無理をすれば隠せてしまう。

では、なぜ隠すのか…
マラソン中に急性心筋梗塞を患ったとあって、妻から走ることに対しては猛反対を受けているのだ。事あるごとに心臓を患った者が走るなんて身体にいいはずがない。いつかたいへんな取り返しのつかない事態が起こる。と口論になる。毎週RCの練習会がある火木は不機嫌極まりない。大会(とくにフルマラソン)が近づくと数週間前から近寄りがたい雰囲気に変貌する。
そこへもってきてケア不足とはいえ走り過ぎによる疲労骨折なんて話したら、それみたたことか。疲労骨折は何かの前兆と捉えて今すぐマラソンをやめろ。と口論になることは必至の事態。無駄な労力は使いたくないので言わなくても済むものであれば徹底的に言わないで最後まで黙り通したい。
火木と早い時間に帰宅してしまうと不思議に思われて問い詰められるだろうから、走っているふりをしなければならないのだ。練習会に参加しているふりをしなければならないのだ。いつもと同じ22時30分頃に帰宅しなければならないのだ。

そのためにどうしたか…
昨日は吉祥寺で仕事があり会社へは戻らず。
18時00分~18時25分
とんかつ屋で夕食
18時30分~19時00分
超音波治療
19時10分~20時30分
マッサージ
20時40分~21時20分
駅近の銭湯で入浴
21時30分~22時00分
コーヒーチェーン店で閉店まで
22時00分~22時10分
帰路
22時10分~22時30分
自宅前のスーパーで暇つぶし
22時30分
帰宅

練習会の日は家でお風呂は入らないため事前に入っておく必要がある。
ランニング用のパンツとTシャツを濡らしておかなければならない。
帰宅したら即洗濯機を回す。

そろそろ火木以外でも家の周囲を走っているふりをしなければならない。

なかなか辛いものです。
走っている方がよっぽど楽です。
早く走れるようになりたいな!!

今秋の大会

10月から始まる秋のフルマラソンの予定が決まった。

●10月23日
 金沢マラソン当選
●10月30日
 富山マラソン先着順で確定
 大阪マラソン当選
●11月13日
 さいたま国際マラソン先着順で確定
 おかやまマラソン当選
●11月20日
 神戸マラソン当選

10月に1本、11月に1本、合計2本を走りたいというのが希望。
まずは先着順の「富山」と「さいたま国際」に力を注ぎ、2本ともクリック合戦に勝利した。
昨年敗れている「さいたま国際」は定員が増えたのと高額な参加費(15,000円)の影響からか意外に人気がなく、勝利と呼ぶには疑問がつくが…
しかし4本の抽選が全て当たるとは想像もしていなかった。「金沢」も「大阪」も「おかやま」も「神戸」もすべてに出たいが、この中で絶対に外せないのが「大阪」だ。
「大阪」は忘れることのできない最も重要な大会なのだ。心筋梗塞から復活した2012大阪マラソンチャレンジラン。復活フルの2013大阪マラソン。日本で一番人気の東京マラソンよりも思い入れが強いので「大阪」は参加で決定。しかも今年で6回目の開催ながら、うち4回が当選という強運を持っている。自分と「大阪」は切っても切れない結びつきがあるようだ。
残念ながら自動的に除外されるのが同日開催の「富山」昨年は「おかやま」と2週連続になるため苦渋のDNSだったが、今年も縁がなかった。

では、もう1本をどうするか…
日程を考えると3とおり。
①10月23日・10月30日
②10月30日・11月13日
③10月30日・11月20日

①は2週連続参加で心臓への負担が大きすぎ、現実的には無理だろう。「金沢」は是非参加してみたかったレース(昨年は落選)だが、断念せざるを得ない。
②は「さいたま国際」か「おかやま」のどちらかを選択しなければならない。「さいたま国際」は既に参加料の支払いを済ませているが、小さなアップダウンの繰り返しで見た目以上の難コース。一方「おかやま」はサブ4に復活した縁起の良いコースでアップダウンが少なく走りやすいコースで雨も少ない。迷うがやはりサブ4復活の地である「おかやま」か。
③は関西を代表する都市型マラソンを一度に制覇できる贅沢な選択。

こんなに悩むとは…
「おかやま」か「神戸」…
最終的にサブ4復活の地に感謝をこめてもう一度挑戦しようと「おかやま」に決定。

10月30日「大阪」、11月13日「おかやま」で払い込みを済ませて秋のフルマラソンを確定した。

不安は三つ。
①岡山のホテルが満室で予約が取れないこと。(倉敷を仮予約)
②疲労骨折による練習不足でピークに持っていくことが難しいこと。
③マラソンの神様にヒイキされすぎて、来年はすべてに落選するのではないかという恐怖心。(運の使い過ぎ)

吉と凶

今日も超音波治療を受けた。
昨日より腫れがひいているが、午前中で足を使っていないからかもしれないと…
熱はまだもっている。

認知症の老人が骨折をすると骨折をしていることを忘れてしまう。
何が起こるかというと、骨折していることを忘れてしまっているので痛い部位を使ってしまう。足を骨折しているのに我慢して歩き回る。腕を骨折しているのに荷物を持とうとする。

結果どうなるか…
安静にしている患者より早く治るそうだ。ただし、骨が曲がってついたり変形して治ってしまう。

何が言いたいか…
骨折したからといって患部をただ安静にしているだけでは治りが遅いということ。超音波で骨に刺激を与え続けた方が良いということ。超音波治療は理にかなっているということだ。

昨日は疲労骨折しているにもかかわらずゴルフをした。
認知症の老人と同じかもしれない。超音波治療も受けている。
早期に治ることを確信して期待しているが、骨が曲がってつかないことを祈りたい。

超音波治療

脛骨疲労骨折で3週間松葉杖。しかし一度も使っていない。松葉杖は会社のデスクの裏側に置きっ放し。疲労骨折がばれるとマラソンをやめろと口論、喧嘩になりかねないので家では怪我のことは話していないのだ。
最近走ってないなあと思われているかもしれないので、そろそろ走っているふりをしないとまずい。

医師から必ず使うようにとクギを刺された松葉杖。しかし、松葉杖は家に持ち帰ることもしていない。使わなくても歩けるので…
走ることを中止しているため足の激痛はなくなった。歩くだけなら痛くなくなった。
右足に重心をかけるな。右足を床につくなと渡された松葉杖。本来は使った方がいいのだろうが…
その証拠に脛の腫れは一向に引かない。痛くはないが浮腫んでいてソックスの痕がべったりとつく。

YEさんに超音波治療をすると疲労骨折の癒合が早いと聞き早速整骨院で試してみた。
腫れがひどいですねえが第一声。
今や骨折に超音波治療はスポーツ界では当たり前のようだ。癒合の期間を40%も早めるという実験結果が出ているとか…
微弱な超音波を患部に断続的にあて細胞を刺激することで癒合を促進する。治りにくい骨折ほど効果を発揮する。
整骨院の先生に毎日通院できればそれにこしたことはないが、週4回を目安に通院すれば、必ず早期にランが再開できると太鼓判を押された。まだ3回だか良くなっている。
すごく楽しみであり期待している。
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