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体験入部第2弾

2017年6月28日(水)
体験入部第2弾
19時45分から代々木公園で行うランニングクラブの体験練習会。
代表は最近実業団を退社してプロランナーになった若手アスリート。練習案内では4km×2としか記載がなく、どのくらいのペースで練習するのか不明であった。昨日の体験入学は無料であったが今日のは2,000円。陸上の名門高校から名門大学(箱根駅伝出場)、名門実業団と歩んできただけあって理論はしっかりしている。足りないのは実績だけということか。実業団に属さない川内選手に今後どこまで肉薄できるか注目の的になるのであろう。このクラブに入部するしないは別として注視していきたい選手の一人と感じた。
クラブ設立後間もないということもあって会員は少なく20名程度とのこと。この日の参加者はスタッフ陣を含めて5~6名。自己紹介等はなかったので、誰が会員で誰がスタッフなのかよくわからない状況だった。

この日の練習は、1周1.16kmの代々木公園を4周し、90秒の休憩をとった後再び4周走る。つまり4km×2ではなく4.64km×2=9.28kmである。
この人数でのクラス別けは無理だろうと不安に感じながら質問をした。まずは私の走力について逆質問されたので直近のハーフマラソンとフルマラソンのタイムを申告。4分30秒/km程度で走れるでしょうということになり昨日の練習会と同等ペース。
3分50秒~4分、4分15秒、4分30秒と3グループに別けたがスタートは全員一緒。グループ毎にはっきりとしたペーサーがいるわけではなく、各自が時計を見ながら調整して走るということ。
私は一番遅い設定なので理屈上はスタートから徐々に遅れても問題はない。しかし、いつもの練習会の習慣で身体と気持ちが先頭に遅れないように反応してしまう。誰が会員なのか誰がスタッフなのかよくわからないまま、とにかく離されないように2周、3周と走った。当然先頭について行っているので4分前後である。
このスピードで走ると胸にしっかりと巻いたリブバンドが胸を圧迫し、胸の動きが制限されるために呼吸がしずらくなる。苦しさで耐えかねるほどの状況になってしまった。窒息死するのではないかというほどの苦しさでこのままでは倒れてしまうと危険を感じた。
リブバンドは昨日の練習から目立たないようにアンダーの上に装着、その上にTシャツを着ているので脱がない限り着けていることはわからない。限界だったので倒れる前にいったんスピードを落としてTシャツ脱ぎリブバンドをはずして手に持った。先頭から遅れてしまったがペースが戻るよう走り始めた。
そこにスタッフが駆け寄り私の肋骨骨折がばれた。とにかく無理をしないでくれと注意を受ける。今頑張って走っても何もいいことはないと促されたが変な負けじ魂が発揮して「決めた以上は最後まで走るんです」とただの頑固者のようだった。
1本目はそんなアクシデントもあり先頭から遅れたが、その遅れは暗闇でも目に届く範囲で設定ペースよりかなり速いことは確か。
2本目は90秒休んで再び同じペースで走り始めるのだが、先頭の3分50秒~4分のスタートと同時発進してしまった。当然60秒に満たない程度しか休んでいない。2本目もこの先頭にしばらくついて行ってしまった。スタッフから「〇〇さん、ここは一番速い方、ペースは1本目より上がっています。さっきより速いですよ。もっと落としてください。3周でやめましょう。」と促された。先頭は3分台で走っているらしい。若干落としたが見えなくなるほど落とすのが悔しくて…ただリブバンドをはずしたことで呼吸は随分と楽に感じる。そのかわり振動が折れた肋骨に伝わって痛い。3周が終わった時に「〇〇さん、今日はこの辺でやめましょう。」と叫ばれたがそのまま無視してラスト1周へ。
2本目の平均ラップは4分04秒/kmという目を疑うものだった。
ただ、このクラブ、私にはレベルが高すぎる。毎週こんなペースで走っていたら死んでしまう。サブ3の方、或いはサブ3を狙う方にはパフォーマンスのアップに繋がるクラブと感じた。

練習会が終わって代表から私に練習についての説明があった。ランニングを始めて8年、今のランニングクラブに入って約6年。こんな長い期間走っているにもかかわらず知らないことだらけで驚いた。

【マラソンのトレーニングで重要なこと】
■人によって走っているときの疲労度が違うので、個々の心拍を把握して強度をコントロールしながら実施する心拍トレーニングは重要。心拍計を装着して参加することを推奨している。
①心拍トレーニング効果で運動強度が上がっても心拍数が低い状態になる。
②心拍トレーニングによってLT値が上がりパフォーマンスの向上に繋がる。(前々回「心拍数を知ることの重要性について」で記載したとおりのこと)
■何のため(何を鍛えるため)なのかを理解してトレーニングを実施する。
例えばインターバルでも間をジョグでつなぐものと完全に休むものでは鍛える目的が違う。
①ジョグでつなぐもの…スピード持久力を鍛える目的
②完全に休むもの…VO2max最大酸素摂取量を増大し、心肺を強くすることが目的
レベティションとインターバルは何が違うのか
①レベティションは1km〜3kmを繰り返し何本も全力疾走で行う。
②間は最低15分程度完全に休む。
③スピードとスピード持久力が鍛えられる。

2日続けての体験入部練習会。長い距離ではないが強度なもので1.1kg痩せた。2日間とも新しい発見があり非常に意味のあるものであった。来週以降もあと3クラブの体験に参加する計画である。どのクラブにするかじっくり考えたいと思う。

そして今週末土曜日は一人で多摩湖ラン。5分10秒ペースで3周半43km走りたいと思う。果たしてできるか…?
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体験入部

2017年6月26日(火)
代々木の織田フィールドで行われているあるランニングクラブの体験入部で練習会に参加した。
ランニングクラブというものは現在入部しているAQRCしか知らないため、他のクラブがどんな練習をしているか未知の世界。
19時に練習開始だったため30分程前から織田フィールドの入口付近でクラブのTシャツを着た人を探した。

今日の練習会は1周400mのトラックを15周したあとプラス2周半をビルドアップするもの。コーチ陣は元ホンダでマラソンを2時間8分で走ったトップアスリートをはじめとする蒼々たるメンバー。
今のクラブでは子供騙しのような簡単な準備体操しか行わず、ランが終わると何もせずに解散。
このクラブは違った。明日は筋肉通になるのではというくらいに入念なストレッチと体操。アップとして軽いジョグを1.5kmほど。流しを何本も500mほど。本練習が始まる前に汗びっしょり。これだけ入念にストレッチとアップを行えば怪我をしない身体になるだろと感動した。

火曜日の練習会は一番遅いクラスでサブ3.5を目指す者。速いクラスは完全なサブ3
私はケツから2番目のキロ4分半クラスで走った。普段トラックで走ったことがないものだからその柔らかさに感動したが、遅れることなく15周ついていけた。いったん1分の休憩を入れた後、2周半をベースアップした。

この練習が終わった後もクールダウンとして軽いジョグをトラック2周。最後に全員で入念なストレッチ。
今のクラブとは全く異なる感動するほどの内容で入会を真剣に考えたくなってしまった。

明日は◯◯プロジェクトの体験練習に参加する。

心拍数を知ることの重要性について

マラソンの持久力を低下させる原因のひとつに筋肉の酸性化がある。酸性化すると筋肉疲労が起きて筋収縮力が低下する。ここで注目されるのが乳酸である。
乳酸はある一定量を超えると筋肉を酸性化させる。持久力のアップには、この乳酸を蓄積しづらい身体に変えることが大切である。それを可能にするのが乳酸性作業閾値を高めるLTトレーニングである。

持久力をアップするには、最大酸素摂取量、乳酸性作業閾値(無酸素性作業閾値)の向上、補給食の摂取タイミング、エネルギーの効率的代謝、ランニングフォームの改善等がある。

ジョギングからランニングへと徐々にスピードを上げていくと、乳酸の蓄積量が急上昇する運動強度がある。その境界点をLT値(乳酸性作業閾値)またはAT値(無酸素性作業閾値)という。わかり易くいうと、ウォーキングやジョギングの有酸素運動では乳酸は蓄積されないが、息が上がるような速いペースでのランニングは無酸素運動となり乳酸が蓄積される。つまり、無酸素運動を行うと乳酸が蓄積されて筋肉が酸性化、筋肉疲労が起きて持久力が低下するということ。

安静時の代謝割合は脂質2:糖質1
脂肪はいつも燃焼していて糖質よりも多くの量を代謝している。運動強度が上がると、脂肪代謝(有酸素)に必要な酸素供給が足りなくなり、解糖系(無酸素)による糖代謝が増える。
そして脂質代謝と糖代謝が同じレベルの1:1になると、乳酸の蓄積量が急増する乳酸性作業閾値(LT)に達する。運動強度が更に上がると、糖代謝がどんどん増え、大量の乳酸が蓄積し始める。
運動強度がLTを超えると乳酸だけでなく、ホルモンや栄養バランスにも悪影響が出る。このLTを超えたあたりから、いろいろなマイナス要素が発生する。持久力をアップするにはLTまたはATのラインを上げるトレーニングが必要である。

LTを上げることは、持久力アップだけでなく、運動機能や能力にも関わってくる。

【LTトレーニングとは】
乳酸性作業閾値、つまり有酸素運動と無酸素運動の境界点前後の運動強度を継続することで毛細血管の増加、エネルギー代謝能力、乳酸の流動性、乳酸発生の抑制、乳酸代謝能力等を向上することができる。
トレーニングの三原則として①強度②時間③頻度があるが、このうち時間が最も重要である。LT値前後の強度で60分以上継続、週3日を実行する。これを繰り返すことでLT値は上がり持久力はアップする。フルマラソンにおいては、最大酸素摂取量を増加させることよりもLT値を上げて乳酸を蓄積しづらい身体に変えることの方が記録短縮の近道である。フルマラソンは全力疾走の競技ではなく、80%程度の力で走り抜く持久力競技であるから、乳酸が蓄積されない方が圧倒的に有利である。

では、このLT値を計測するにはどうしたらいいのか。トレッドミルを行えばわかるが、そのような器具を使える人は一般的には少ない。そのため普通は心拍数を目安にする。
(最大心拍数−安静時心拍数)X0.7+安静時心拍数

自分の最大心拍数がわからない場合はどうするか。これもトレッドミルを行えばわかるが、心拍計の購入をお勧めする。
1000m〜1500mを全力疾走した時に計測された最大の心拍数を把握すればいい。
安静時の心拍数は起床した時や安静にしている時に何度も計測すれば自然と把握できる。
また、あくまで目安だが
(220−年齢)X0.7
という最大心拍数算出式もある。しかし運動をしている人はこれに当てはまらない。(女性は210)

LTトレーニングを行ってLT値を上げるには心拍計は必需品。トレーニング時は常に心拍センサーを身につけていたい。

私は、心筋梗塞発症からおよそ5年5ヶ月。医師には口が酸っぱくなるほど無酸素運動は厳禁と言われ続けた。(有酸素運動を行え)退院時は心拍数90から始まった有酸素運動は110、130と上がり、現在は150以下を目安に心拍センサーで確認しながらトレーニングを続けている。結果的にはこのトレーニング方法がまさしくLTトレーニングであり、自分のLT値を上げていた。持久力を高めていた。サブ4に復活し、3.5を目指せる大きな要因になっていることは疑う余地もない。心筋が40%壊死していても、LTトレーニングで人並み以上の身体になった証だ。実験台のようなものだ。
自身の三原則
「焦らない腐らない諦めない」
でLTトレーニングを継続すれば、必ずこの努力は報われるということ。

私の最大心拍数はトレッドミルで190
安静時心拍数は概ね48
(190−48)X0.7+48=147.4
LT値は147.4
150以下でトレーニングは理にかなっていた。

自分のLT値を把握して週3日トレーニングを行い、残り2〜3日でインターバルやビルドアップ、ペース走などを順次取り入れることが重要だ。
スピード練習中心で乳酸を溜め込むのではなく、乳酸を溜めない身体に変化させよう。

そうだカルピスを買いに行こう‼️今日も多摩湖RUN

麻央ちゃんが亡くなった。1年前に進行性の乳癌であると発表した時、遅かれ早かれこの日が来ることを予想していたがとうとう来てしまった。奇跡は起こらなかった。
「もし死んでも若いのに小さな子供もいるのに可哀想とは思わないで。人生は山あり谷あり。その全てを経験して諦めないことを知りました。」
強い女性だと思います。”諦めない”には 生きることも含まれていたはず。痛くて辛くて苦しいのにいつも笑顔。強くて素敵な女性です。

朝8時にひとり多摩湖RUNへ出かけるつもりだったが、麻央ちゃんのテレビを見ていたらつい9時になってしまった。
今日はひとりRUNなので遅れても大丈夫。多摩湖自転車道の始点から走り始めた。来週はそれなりのペースで走るつもりなので今日は来週のために少し速いペースで走ろう。

麻央ちゃんのことを思い描きながら走っていたら、いつの間にか自分の母のことを思い出していた。母は私が大学4年生の時に卵巣癌のため53歳で亡くなった。当時は本人に癌を告知するという習慣がなく、家族親戚病院関係者全員が一体となって必死に癌を隠し通した。母の癌がわかった時は既に手遅れの末期癌。手術もできないと宣告され余命1ヶ月。
院長室で姉と私二人に宣告された。母に会わせる顔がなかった。腫れぼったい目をして病室に入ることができない。感づかれてしまう。入院以来一度も食事をとることはなかった。点滴だけ。口からとることは禁止されていた。時間がある時は、10分でもいいから見舞いに行きたいと思った。足をさすってあげると気持ち良さそうにしているのだが、「疲れるだろうからもういいよ」といつも私に気を遣ってくれた優しい母。足をさすることで癌が治るなら、1年でも2年でもさすり続けたいと思った。
「アイスが食べたい。看護婦さんにわからないようにアイスを買ってきて。」
母が最後に口にしたものはアイスである。53年の人生で最後に食べたのはこのアイス。でも、二口三口しか食べられなかった。胃が受けつけなかったのかもしれない。残りは私が食べた。
壮絶な闘いだった。腹水は妊婦さんと間違うくらいパンパンになり、手足もむくみ定期的に水を抜く。抗癌剤と痛み止めの影響で意識がもうろうとすることもある。
癌は全身に転移しているので激しい痛みが襲い見ているのが辛かった。
後に看護婦さんに聞いたこと。
「痛みどめの注射(睡眠薬入り)を打ちに行ったら「この注射で私を殺す気か」と凄い力で突き飛ばされたそうだ。弱り切った身体でとても考えられない力だった。医師に言われる通り末期癌の患者には流れ作業のように痛みどめ睡眠薬入り注射を打つだけが自分の仕事と思っていたが、お母さんの一言で考えさせられた。心のケアが必要ではないかと…

何度も昏睡状態になり医師から親戚を全員集めるように言われてもその度に息を吹き返す。母の生きようとする執念。生きることを諦めない執念。痛みの峠が過ぎて静かに眠っている母の寝顔を見ると、このまま寝たきりでいいから、目を覚まさなくていいから生きていて欲しいと思った。喋らなくてもいい。このまま寝ているだけでいい。生きていて欲しい。
今日が峠だという日、親戚や母の友達を病院に呼んだ。
「栄子ちゃん、頑張って。負けちゃだめよ。頑張って。子供はまだ学生よ。頑張らなくちゃダメよ。」母の友達が目を開けたまま(目を閉じる力もなく渇いてしまうので目薬をさしてあげる)意識があるのかないのかわからない母に向かって母の手を握り締めながら叫んだ。
「いいよ、もういい。頑張らなくていい。もう、もう頑張らなくていいんだ。楽になっていいんだよ。」小さな声で言った。
母の友達が凄い形相で私の顔をじっと睨んだ。
でもその呟きは私の本心。苦しんでいる母の姿をこれ以上見たくなかった。
何でそんなに頑張るの。もういいよ。痛いんだろう。苦しいんだろう。辛いんだろう。もう、もう、いいよ。もう楽になっていいんだよ。俺たちのことは心配しなくていい。お姉ちゃんと妹3人で力を合わせて生きていくから大丈夫。だから楽になっていいんだよ。
それから1週間後に母は天国へと旅立った。余命1ヶ月の宣告からから6ヶ月間を生き抜いた母の諦めない姿だった。
母の穏やかな寝顔を見て話しかけた。
「良かったね。もう痛くないよ。楽になったでしょ。」

走りながら涙が流れていた。
そして、父のことを思い出した。父は私が小学校2年生の夏休みに急性心筋梗塞で35歳の若さで突然死した。亡くなる前日の夜の出来事が今でも脳裏に焼き付き忘れられない。
父は私に向かって「〇〇、カルピス入れてきてくれないかな。」
「うん、いいよ。」
「パパ、牛乳がたくさんあるの。だからカルピスじゃなくて牛乳飲んで。」母が言った。
「わかった。牛乳でいいよ。」
父が最後に飲みたかったのはカルピス。父は無念にもそのカルピスを飲むことができなかった。子供心にそう思ったので、あの日以来いつも自分がカルピスを飲むときは父の分も仏壇に供えた。でも、ここ何十年とカルピスを飲んでいない。何十年も父にカルピスを供えていない。

”そうだ、カルピスを買いに行こう”

今日は4週連続多摩湖RUN、46キロ走は簡単に終えた。
来週も多摩湖走ります。
今日の多摩湖

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こんな性格は注意しよう

心筋梗塞を起こしやすい性格があることを知っているだろうか。アメリカで心筋梗塞になりやすい性格の調査が行われた。

Aタイプ…競争心が強く負けず嫌いでせっかち
Bタイプ…いつもゆっくりのんびり屋

この2つを比較したところ、Aタイプの人は心筋梗塞の発症率と死亡率がBタイプの2倍以上になるという結果が見られた。日本人の場合、負けず嫌いで自己主張が強くても会社や人前では抑えていることが少なくない。こうしたケースではかえってストレスを受けていることがあり、アメリカ人よりも更に高い確率で心筋梗塞を発症する。知らず知らずにストレスがたまり、心臓や冠動脈に負担をかけていることが多いのだ。

Aタイプの行動パターンは、いつも時間に追われてせかせかと行動し、食べるのも歩くのも早いという特徴がある。常に何かと競争し仕事を人に任せず抱え込む。心当たりの方は注意して何事ものんびり構えるよう自分を変えた方がいい。

次の項目中6項目以上に該当する場合Aタイプになるようだ。
①毎日忙しい
②時間が足りない(追われている)
③何事も競争する(負けず嫌い)
④怒りやすい
⑤仕事や行動に自信がある
⑥熱中しやすい
⑦何事もきちんと片付けないと気がすまない
⑧緊張したりイライラしやすい
⑨早口
⑩食べるのが早い
⑪並んで順番を待つのが嫌い

心筋梗塞発症前の自分を思い出すと実に10項目が当てはまる。今は自分で気をつけて行動を変えている。
心当たりの方は気をつけよう。

現在地

人の有酸素運動能力を見る際は最大酸素摂取量VO2maxが指標として用いられる。最大酸素摂取量はトレッドミルを行えばわかるが、必ずしもマラソンのタイムとの相関関係が一致しないことから、他の要素も踏まえた指標としてアメリカ人のランニングコーチ、ジャック・ダニエルがVDOT という指標を発表した。
最近のマラソン記録から算出するVDOTは次のとおりでVDOT値が45であれば理論的にはサブ3.5(3:28'26)が可能である。

VDOT  5km  10km  ハーフ  フル
44   22'15  46'09  1:42'17  3:32'23
45   21'50  45'16  1:40'20  3:28'26
46   21'25  44'25  1:38'27  3:24'39


私の直近は今年3月の静岡マラソンでこの時のハーフ地点が1:41'50
しかし静岡はフルマラソンだったためハーフマラソンのペースよりも落として走っている。あくまで参考だが、VDOTは44と45の間。
この時肉離れをせずに最後まで順調に走れていたらサブ3.5に近いタイムが出ていたかもしれない。サブ3.5達成ということも考えられたかもしれない。今更ながら非常に悔やまれる。
今シーズンのハーフの目標は1時間39分。この目標が達成できれば理論上のサブ3.5は可能だ。怪我をせずに4ヶ月~6ヶ月を乗り越えられれば・・・???
十分に期待できるであろう。サブ3.5は来シーズン目標としていたが、今シーズン中の達成も決して夢ではない。自分の現在地がわかったので夢を叶えるために(いつの間にか夢は目標に変わっていた)どうしたらいいか、どんな練習に取り組んだらいいかをじっくり考案し、そして実行しなければならない。誰もが練習量が落ちる夏場においてロング走、レース感覚のロング走を多用して期待から確信へと変えていく。そう考えると走ることが楽しい。

【参考】
最大酸素摂取量VO2maxの簡易的な算出式
12分間の走行距離(m)×0.021-7.233

まさかインターバル練習会

2017年6月22日(木)
今日は昼休みに参宮橋の整形外科で超音波治療を行い、会社が終わると直ぐに皇居へ向かった。ゆっくり(キロ5分半程度)2周ほど走るつもりだった。水道橋に降りたのは18時頃。夕飯にサバ定食を食べて18時30分頃ハイテクに到着。入口の前でTさんに遭遇。
「Tさんじゃないの。わざわざ栃木から自主練に来たの」
「いえ、練習会ですよ。」
「えっ、今日は練習会はないよ。木曜日は毎週あるわけじゃないから。」
「そんな、わざわざ来たのに。栃木帰ろうかなあ。」
念のため店舗内にいたFさんに聞いた。
「先週木曜日が練習会だったから今日はないですよね。」
「いえ、今日はインターバルですよ。練習会です。」
「ほら、あるじゃないですか。よかった、栃木帰らなくて。」

てっきりないと思っていた練習会。今日は1km×5本のインターバルらしい。すぐに始まるし自分だけひとり皇居で自主練というのも変な感じがしたのでインターバルに参加することにした。
肋骨を2本折っているのでスピード練習は疑問がつくが、まあCクラスで出れば問題ないだろう。

準備体操が始まったが上半身を使った体操は一切できず、アキレス腱や屈伸など下半身のみを対応。
皇居前の1周1.2kmのコースを使ってインターバルを行う。Cクラスは1キロ4分50秒前後のためインターバルというスピードではなく、どちらかといえば1kmペース走を5本行う感じのため楽なもの。但し今は肋骨が2本折れているので楽観はできない。今週火曜日の練習会に欠席した会員さんからそんな身体で走って大丈夫なのか質問が飛び交った。
いざ始まってしまえばやはりなんてことはなかった。最初だけ走った振動が折れている肋骨に響くが、慣れてしまえばこの痛みは忘れてしまう。
1kmを4分50秒で走り200mをジョグで繋ぐを4本繰り返した。最後の1周はフリー。(各自のペースで)怪我のことがあるので同じペースで走るつもりだった。しかし、そこはやっぱり自分の性格が許すことはできずペースを上げていった。時計を確認すると3分台後半。速いかなと思いつつ、若干スピードは落としたが先頭でそのまま突っ走る。結局最後の1kmは3分54秒。
練習会が終わった後は、5分ペースで1.2kmコースを4周した。
ゆっくり走るつもりが案外そうでもなく、この程度なら大丈夫?ということがわかったことが今日の収穫。

今週末も天候次第だが多摩湖ロング走(40km以上)を行うつもり。来週7月1日は皇居で灼熱30km走(会員1,000円・一般3,000円)があるがそれには出席せずに多摩湖全周を3周+半周(12km×3+7.2km=43.2km)走るつもり。ペースは5分10秒/kmだ。概ね3時間45分以下で43kmを走り切る。今の時期これだけできればサブ3.5がぐっと近くなる。

運よ尽きないで

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■第7回神戸マラソン 抽選結果のお知らせ■
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■■ ■■ 様

このたびは「第7回神戸マラソン」にお申し込みいただき、
誠にありがとうございます。
2017年4月6日から5月15日までお申し込み受付を行ったところ、
定員を超えるお申し込みがあり、厳正なる抽選の結果、
貴方様が「当選」されましたことをお知らせいたします。
なお、キラキラ女子ランナー枠に申込まれた方の当該枠での当選については、
ナンバーカード引換証(はがき)で10月中旬ごろ通知する予定です。

今大会も前回に引き続き、2万人の定員となったマラソンを安全・安心に競技して
いただくため「ウェーブスタート(時間差スタート)」を実施いたします。
スタート時刻は、第1号砲9時、第2号砲9時15分を予定しています。
終了時刻は第1号砲を基準とした16時00分を予定しています。
なお、ブロック分けも含めた詳細については、10月下旬ごろに大会ホームページで
発表します。

つきましては、下記URLよりRUNNETのマイページにログインしていただき、
参加料の入金手続きを完了していただきますようお願いいたします。

▼▼▼▼▼入金締切 2017年7月4日(火)▼▼▼▼▼





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◇◇ 第7回大阪マラソン 抽選結果(当選)のお知らせ ◇◇

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■■■■ ■■■ 様
受付番号:OM■■■■-■■■■■■■
チームカラー:赤色

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このたびは第7回大阪マラソンへご応募いただき、誠にありがとうございました。
2017年4月7日(金)から5月12日(金)までの募集期間に定員を大幅に超える
エントリーがありましたので、厳正なる抽選を行いました結果、
当選とさせていただきました。

下記の入金用URLにアクセスしていただき、参加料等のお支払いを
お願いいたします。
なお、入金期限内にお支払いがない場合には、当選無効となりますので
ご注意ください。


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   入金手続きの案内  【最後まで必ずお読みください】
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第7回大阪マラソンに参加するには、参加料、手数料およびチャリティ募金の
入金が必要です。
入金期限内に下記URLより手続きをお願いいたします。

【申込内容】
大会名:第7回大阪マラソン
開催日:2017年11月26日(日)

【入金期限】
2017年6月30日(金)23:00
※入金期限をもって、一切の入金はできなくなりますので、ご注意ください。
※コンビニ決済をご利用の場合には、インターネットでの手続き終了後に
コンビニ店舗窓口でのお支払いが必要となります。期限内にコンビニ店舗での
お支払いを完了する必要がありますので、あらかじめ余裕をもって手続きして
いただきますようお願いいたします。





※本メールはお支払い完了まで破棄なさらぬようお願いいたします。
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【重要】おかやまマラソン2017【一般枠】抽選結果(当選)のお知らせ
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このたびは、おかやまマラソン2017【一般枠】にお申込みいただき、誠にありがとうご
ざいました。

厳正なる抽選を行った結果、「当選」されましたので、お知らせします。
つきましては、下記案内のとおり参加料のお支払い手続きをお済ませください。
参加料入金の確認後、10月中旬に、ナンバーカード引換証をエントリー時のご住所に発
送いたします。

※抽選エントリーの申し込み内容・抽選結果は、お申し込みされたサイトの「マイペー
ジ」もしくは「申込確認」(ご予約のサイトによって名称が異なります)にてご確認い
ただけます。
ただし、岡山市民県民優先枠でエントリーされたお客様は、一般枠の抽選結果はマイページではご確認いただけません。こちらのメールでのご案内のみとなります。
※この当選権利を他人に譲渡することはできません。
※なお、下記に定める期限内にお振り込みがない場合は、理由のいかんを問わず
キャンセル扱いとなりますのでご注意ください。

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[お申し込み内容]
大会名:おかやまマラソン2017【一般枠】
種目名:マラソン・登録の部
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※お申込は完了しておりません!
 下記手順にてお支払い手続きをお済ませください。

──────────────
≪お申込・決済に関するお問い合わせ≫
 おかやまマラソンコールセンター
 TEL:0570-783-178(10:00-17:00※土・日・祝日は除く)
 E-mail:lds-entry@lhe.lawson.co.jp
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関西中国地方のマラソン(神戸・大阪・岡山)当選確率100%
富山は先着順で早々に確定
6月13日神戸・大阪が相次いで当選
6月20日岡山も当選
秋のフルマラソンは下記日程

10月29日 富山
11月 5日 なし
11月12日 岡山
11月19日 神戸
11月26日 大阪

5週で4本…予想外
こんなに当選する予定ではなかった。
秋のマラソンすべてに落選してもいいように最低1本は走れる大会を確保するため早々に先着順の富山をおさえた。
岡山・神戸・大阪、一番出たい大会は大阪だが、このうち1本当選すれば御の字だった。神戸・大阪が同日発表で同時当選。2週連続は無理があるため1本は除外しなければならない。第2希望だった神戸を泣く泣く除外。今秋は富山の1ヶ月後に大阪ですんなり決定したはずだった。
ところが3年連続当選はないだろうと思っていた岡山が当選。(当選しそうな予感はあったが現実のものになるとは…)
親戚にも去年の岡山が終わった段階で「3年連続当選はないだろうから来年は来れないよ」と言っていた。
秋の記録狙いは富山だが、復活の原点となった思い入れのある大阪は感謝を込めてできる限りの力を発揮したい。
その気持ちが揺らいでいる。
富山は2年連続DNSだがスタートブロックは2年ともB、一方大阪はEFといった後方スタートになるためグロスタイムでの記録狙いが苦しい。必然的に記録狙いは富山になる。
しかし岡山が当選となると話は少々違う。岡山は2年連続Aスタート。若干記録も伸びていることだし、今年も出場となれば同じAスタートが期待できる。富山よりも岡山の方がグロスタイムが有利になる可能性が高い。それならば岡山を選ぶべきだ…

富山・岡山・大阪と1週おきに5週で3本のフルマラソンも選択肢の一つだが、どう考えても身体への負担が大きすぎる。疲労が溜まる一方で内臓ダメージが大きく勧められたものではない。とくに心筋梗塞で死にかけたこの身体、無理は禁物だ。1本本命、2本は練習でゆっくりという走り方をして負担を減らす方法もあるが、自分の性格からしてそれはできない。おそらく3本ともすべて真剣勝負になることは明らかだ。

富山をやめて岡山・大阪はどうか…間隔が短い。岡山に向けて良い調整ができれば富山よりも記録を狙うことが可能だが、やはり1週おいて再びフルマラソンでは負担が大きい。去年は大阪、1週あけて岡山。一昨年も岡山、1週あけてつくばだったが心臓のこともあるのであまり無理はしたくない。岡山は平坦なコースとは言いつつも、河川やJRを横断する小さな坂が点在し岡南大橋という難所もある。案外脚に堪える。
やはり当初の予定通り富山・大阪で決めるべきか。本当の記録を狙うのは冬の大会。あくまで秋は冬に向けた調整なのだから、最低でも1ヶ月の間隔をあけた富山・大阪が好ましいだろう。

いつもだったら自分のやりたいように決めて(5週で3本)他人の意見や忠告は聞かない方だ。今回は身体への負担のことを考えて1ヶ月に1本、計2本が許容できる範囲と言っていただける方がいたのでその忠告を素直に受け入れることにした。性格が頑固になり過ぎると心筋梗塞にかかり易い。
きっと今秋のフルマラソンの延長がサブ3.5の夢へと繋がることを期待して…(今シーズンは3時間30分台前半、そして来シーズンに夢を叶える)

秋のフルマラソンは、昨年から引き継ぐこと7戦全勝。(昨年は金沢・大阪・岡山・神戸、今年が岡山・神戸・大阪)当選確率100%という驚異的なこの運を来年以降見放されなければいいがというのが唯一の不安材料だ。

肋骨骨折を軽視するな

2017年6月19日(月)
今週も今日から5日間骨折の超音波治療が始まる。
心配なことが一つある。それは週末の多摩湖RUNでの転倒だ。頭を打ったことよりも折れた肋骨がずれていないかが心配だ。頭は痛いがこぶができているので安心。胸はその後痛みが増していることはないが、先週の月曜日に診てもらった時「骨折ですね。ずれてますよ。」その「ずれてますよ」が非常に気にかかる。もしこのずれが転倒によって大きくなってしまったらどうなるのか。ずれたままくっついてしまうのか。それともずれがひどければくっつかないで離れたままなのか。骨折が完治しないということか。
不安なことは医師にきちんと聞いてレントゲンで確認してもらった方がいい。

肋骨の骨折を軽視してはいけない三つの理由を医師が説明した。
①動揺胸郭…息を吸うと胸部が拡がり息を吐くとしぼむ。肋骨が複数本折れているとこの動きが逆になったりばらばらになって呼吸困難に陥る。
②気胸、血胸…折れた肋骨で肺に穴があいて空気が漏れる。また肺から出血し血が溜まる。
③肺炎…呼吸の動作が痛みに耐えられず呼吸が浅くなる。風邪を併発したときに痰が詰まっても吐き出すことができず肺炎にかかる。

肋骨の骨折は他の部位と違って完全に固定することができない。それは呼吸をするときに胸部が拡がったりしぼんだりするため。そのたびに肋骨も動いているわけで、呼吸しているだけでも痛いというのはこのため。したがって生きている限り肋骨は動き続けるので固定できる他の部位より完治までの時間がかかるということだ。
骨がくっつくのは一般的に4~8週間。その後骨が新陳代謝を繰り返して元通りの強度になるのに3ヶ月以上。つまり最低でも9月10日前後までは骨折が完治したとは言えないそうだ。

種目と重症度によるが一流アスリートが肋骨骨折後2週間で試合に復帰というニュースを耳にする。しかし骨がくっつこうとしている時期での復帰は本来好ましいものではない。治っても肋間神経痛などの後遺症を発症することが懸念される。

骨折から僅か1週間で40キロ以上走ったと医師には言えず、小走りした時に車止めに足が引っかかって転倒したことにした。医師には痛みがひどくなっていなければ大丈夫と言われたが、あの見事なまでの転倒一回転を医師に説明するのは難しい。というよりも、小走り程度であの転倒はありえないだろう。心配症なので万一のことを考えてレントゲンを撮って欲しいとお願いした。

検査結果が出た。


結果は、

結果は、

大丈夫でした。

折れた骨が肺に刺さるというような最悪の事態にはなっていなかったのでとりあえずホッとした。


改めてレントゲンを見ると2本の肋骨とも完全な骨折でずれて隙間がある。1週間前よりも隙間が大きいような気がした。でも医師は大丈夫ですよと言うものだからそれ以上聞くことはできなかった。
この隙間、どうやってくっつくのか聞いてみた。骨が互いに寄ってくっつくのか。それとも新しい骨ができて隙間を埋めていくのか。
後者のようだ。折れた骨と骨の隙間を埋めるために骨ができるので、その分折れたところは骨が太くなるのだそうだ。

ホッとした反面10日程度では骨はまったくくっついていないということが判明してしまった。
4週間じゃあ無理だろう。あと3週間じゃあ骨はくっつかない!?

多摩湖RUN

2017年6月17日(土)
多摩湖RUN予定では42km走。5月に行う予定だったLSDが雨で延期になっており、およそ1ヶ月の期間を経て決行されたもの。梅雨入り後とあって雨が心配されたがそこは晴れ女さんに加わっていただいたため快晴になった。予定では花小金井お風呂の王様をスタートし多摩湖自転車道沿いに多摩湖まで走る。多摩湖を全周して西武園~所沢駅へ行き戻ってくる。
ペースはキロ6分半~7分位の完全なLSDで残り8~9kmは各自のペースでビルドアップをする。無理な場合はイーブンでも電車で帰っても可。
私は肋骨2本完全骨折のため走れるか不安があったが1ヶ月も延期されたこの多摩湖RUN、私の怪我の影響でまた延期ということにはしたくなかった。ご一緒したレイちゃん、エリちゃんの強硬な反対はあったが頑固な性格は死ぬまで直らないということで予定通りに決行。
私と一緒に走ることが夢だと言っていたtaketさん。何度もお誘いしたのだが音信不通でその夢は叶わずじまい。元気でいるのか心配だ。

予定通り6分半~7分未満でたまに6分位にペースアップしてしまいながら武蔵大和駅近くのローソンに到着。(スタートから8.5km)この後多摩湖全周12kmを走るための給水用ドリンクを購入した。ここから多摩湖までは1kmないが登り坂になる。狭山公園を右手に間もなく多摩湖に到着した。バイクが進入しないよう多摩湖の入口に腰の高さほどの車止めが設置してあり、それを通り抜けたと思った瞬間だった。サングラスのせいで視界が狭かったためか足が引っかかり転倒体勢。走っていたのでつんのめるような感じで腹這いに体が浮いた。瞬間的このまま腹から倒れたら肋骨に悪影響…肋骨をこのコンクリートの地面にぶつけてはならないと思った。とった行動は四つん這いに倒れるのではなくそのまま勢いよく飛んで頭を起点に体を回転させることだった。瞬間的ではあったがすべてがうまくいき、頭で回転、両足は天を向いたように感じた。見事肋骨を守ることはできたが、頭からコンクリートに着地したものだからそれはもう衝撃的な痛みが走った。
「氷氷、大丈夫ですか?氷持ってきて。」
ロードバイクで来ていた親切な人たちが大きな声で叫んでいた。
「大丈夫、大丈夫ですから。ありがとございます。」
先週のロードバイクでの転倒に引き続き赤っ恥をかいてしまった。
1617多摩湖

たくさんの人にご心配をかけてしまいましたが、大事には至らずこの後無事ランを再開することができた。
時計と逆回りに多摩湖沿いを走り、西武ドームを過ぎて山口観音が見えてきたので予定にはなかった狭山湖へ行ってみようということになった。1kmほど走って狭山湖の湖畔で景色を眺め、また多摩湖自転車道へ引き返した。いつかはこの狭山湖も全周走ってみようという話題になっていた。しかしこの狭山湖は、多摩湖と違って全域舗装されているわけではなくクロカン的な雰囲気がただようワイルドコースのようだ。標高差も100mほどあるので足には堪えるだろう。
先週一人で多摩湖全周を走った時は12kmが長く感じられた。しかし複数で走るとそんな感じはみじんもなく、7km、8kmと終わりが近くなってくる。実業団らしき集団とすれ違い、間もなく多摩湖全周は終わりを告げた。
2617多摩湖

西武園から松が丘と進み、トトロの森1号地を横目に所沢駅を目指したが、狭山湖が余計だったため予定走行距離をオーバーしてしまう。エリちゃんが、先週奥武蔵ウルトラを終えたばかりのレイちゃんを心配していたので所沢駅は中止にし、私が所沢に住んでいた頃のマイコース走で42kmに納まるよう調整した。

西武遊園地駅からは多摩湖畔を走らず一般道で迂回し武蔵大和駅のローソンへ。ここで給水とトイレタイム。残りおよそ8.5kmは各自ペースでビルドアップする。先週先々週と50km以上走っているが今日が一番距離的には少ない。またペースもゆっくりのため足はまあまあ余裕があった。しかし今の自分は半身体障害者。なんせ肋骨2本を完全骨折して胸バンドで固定しながら走っている。ゆっくり目ならば折れている肋骨への響き、衝撃が少ないがペースを上げるとどうなるかわからない。上げても5分半が精一杯だろうと思っていた。
結果は走り始めは5分少々オーバー、気がつけば4分40秒程度になっており、そのままほぼ4分50秒以下でお風呂の王様までたどり着いた。
ポラールのGPSでは走行距離41.27km
ご一緒頂いたレイちゃん、エリちゃんありがとうございました。骨折が完治したら今度はガチランロングペース走(42km)をやりたいです。
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