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adidasインターバル

2017年8月14日(月)
adidasランニングクリニックは湯田友美コーチの月1インターバル。お盆中なので参加者が少ないかと心配しましたが、今までのクリニックの中で最も多い人数でした。

神宮外苑を使って中級と上級が合同で行う練習会です。ADIDAS RUNNERSのコーチがサポートとして中級と上級に1名づつ配置されました。
練習内容は中級が1.2kmを4本。8分40秒に1本スタートします。ペーサーは4分40秒/kmで走ります。
上級は1.2kmを5本。7分に1本スタートします。ペーサーは3分30秒/kmで走ります。
私は上級で参加しますが3分30秒ペースで5本は無理なので、概ね4分~4分10秒で走ることにしました。1.2kmはおそらく5分を切るか切らないかくらいでしょう。湯田コーチが言うには、一番遅い上級の方が4分30秒/kmくらい。中級のペーサーと10秒しか変わらないことになりますが、上級は7分に1本走るのでリカバリーの時間が短い分負荷が高くなります。

この2ヶ月間、私はインターバルばかりやっているのでもうインターバルは慣れっこです。400m、700m、1000m、2000mの4種類をやっていますが1200mというのは今回が初めてです。1000mならば4分/kmを切れますが、プラス200mがどのくらいきつくなるのか見ものです。でもお盆中ということもあってか身体が重だるく、流して走りたい気分だったので1000mよりは少しペースを落とすことにしました。

1本目だけ湯田コーチが上級のペーサーを務め、2本目から中級に移るそうです。3分30秒/kmのペーサーはADIDAS RUNNERSのコーチに任せ、湯田コーチの上級ペースは4分/kmだそうです。私が考えているペースが4分~4分10秒/kmなので湯田コーチに若干遅れる程度でいいのでしょう。
ピタリ予定通りに走りました。1本目の1200mタイムが5分ジャスト。1000mに換算すると4分10秒です。2本目3本目は中だるみで5分を4~5秒オーバーしましたが、4本目から戻して疲れの見えた5本目は5分を僅かに切ることができました。
湯田コーチが1100m地点で皆の走りを確認していました。大きな声で私に声がかかりました。
「いいよ、いいよ。凄くいいよ。体幹がしっかりしていて軸がぶれてない。いいね、いいね。」

永田町までの帰路のジョグで湯田コーチが私のところに来ました。
「1kmの通過タイムは見ていた?」
「時計は全く見てないんですよ。感覚で走っているので…」
「もったいない。ちゃんと見なくちゃだめよ。1.2kmのタイムはどのくらい?聞いていた?」
「5分前後、切ったりオーバーしたり…」
「1kmは4分10秒くらいね。凄くいい走りしていたわよ。体幹がしっかりしていて軸がぶれていないの。脚も上がっているし蹴り方も理想的。楽に走っているように見えて実は速い。登り坂に強い走り方よ。もっともっと速くなりそうね。」
「ありがとうございます。」
「秋は大会入れているの?」
「富山、おかやま、大阪…おかやまは出ないかもしれないけど。」
「随分当たったわね。楽しみね。今日の走りを見ると期待できるわね。」

こんなに褒められたのは初めてです。DACのドリルで教わった走りを心がけていました。2度くらいの前傾姿勢で前に倒れそうになるのを防ぐため自然と脚が前に出る。楽に走ることができるのです。

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多摩湖ラン

山の日に湖の周りでランをしました。男性3名、女性4名の7名計画でしたが前日に男性2名がキャンセルし、両手両足に花状態になりました。

8月とは思えないほど涼しい気候で曇り空。朝まで降っていた雨はやみ、多摩湖の周囲を3周する計画でキロ6分半ペースで走りました。全周コースを1周と半周コースを1周全員で走り、もう1周は好きなコースを好きなペースでバラバラに走ることにしました。
私とレイちゃんは全周コースでしたが、私は時計と逆回り。レイちゃんは時計回りで走りました。akiさんときくちゃんは半周コースを時計と逆回り。オーちゃんは腰の具合が思わしくないので多摩湖周辺をブラブラ散策したそうです。

9月下旬並みの気温だったようで脱水の心配もなく、皆さんそれぞれのペースで納得の距離走ができたようです。
私も最後の1周約12キロを53分で走り満足いく練習ができました。
たま

多摩湖畔の掬水亭で狭山茶風呂に入り、多摩湖を見下ろす絶景の中華レストランでランチをとりました。リゾート気分に浸りながら一日を楽しく過ごすことができました。
多摩湖アフター1-1 (4)
お付き合いいただいた皆さんありがとうございました。

楽しい練習

今週も火曜日リスタート、水曜日ドリームアシストクラブの練習会でした。練習日が楽しみで待ち遠しくてウキウキの連続です。練習はそれなりに厳しいのですが、厳しい練習に耐えることが楽しいのです。走っていること、厳しさに耐えていること、楽をしたいという己の心に打ち勝ったことを実感し、それらを乗り越えた時に清々しさと満足感で満ち溢れた気分になれます。これだけ練習したのだから目標を達成できないはずがないという自信も生まれてきます。楽しいです。

リスタートは1kmを5本(繋ぎジョグ200m)のインターバルでした。3分40秒~45秒、3分50秒、4分~4分05秒、4分20秒~25秒、5分の5クラス編成です。私は下から2番目のクラスでしたが、本当はワンクラス上の4分で走りたい気持ちでした。でも、先週吉田香織さんが片岡ヘッドコーチに無理をさせないように練習させてとお願いしていたので必然的にこのクラスで走れというヘッドコーチの指令がありました。有難いのですが少し寂しい気持ちもありました。
香織さんはWingleの練習会で指導中でしたが私の存在に気づいてくれてアイコンタクトをとりました。その後近くへ行ったときに挨拶を交わしました。
1kmインターバルで4分20秒は正直余裕です。それはペーサーの方も感じとったようで、3本目を走っている時にラスト1本はペースアップしていいよと言われました。
その言葉どおりペースを上げたのですが、後方から声が聞こえました。
「一気に上げず少しづつ上げましょう。後半落ちないように少しづつ上げましょう。後半落ちたらもったいないよ。」
確かに私は一気に上げてしまうタイプで上げすぎて後半ばてることが多々あります。たいへん参考になるアドバイスだったため、少しづつ楽にペースを上げ、そのまま失速することなくラスト1kmを走ることができました。
サブ3分50秒

8月8日リスタート

そして本日のDAC練習会は400m12本のインターバルです。4クラス編成でA88秒(キロ換算3分40秒)、B92秒(キロ換算3分50秒)、C96秒(キロ換算4分)、D100秒(キロ換算4分10秒)です。
本来はCにすべきです。香織さんやリスタートの片岡ヘッドコーチならCという指令が出るはずですが、私の気持ちは今日の朝から一番速いクラスで走りたい…
織田フィールドには早めに来ていたのでアップジョグでトラックを3周した後、80秒台でトラック3本(400m×3)を試走しました。余裕はありましたが、12本もできるかというと疑問です。400mインターバルは10本までしか経験がありません。何本かやってみて無理そうならワンクラス落とすという手段をとることにしました。中には1本か2本抜くという人もいますが、私にはそれはできません。たとえペースが落ちても本数まで減らすのは許し難い行為なのです。決められた本数、距離はクリアするというのが私の最低限の決め事なのです。

3本4本は余裕がありました。集団の前の方で位置取りして走りました。しかし5本6本と進むにつれて走る位置が少し後方に下がってきました。9本目からはついていくのがやっと。ワンクラス下にクラスを落とそうと考えましたが負けず嫌いな性格がそれを邪魔します。あと3本、あと2本くらいはなんとか頑張れるさ、頑張らなくてはダメだと強い意志を持って3本+12本が終了。
心臓は鍛えられますが、私が本来一番やってはいけない練習が400mインターバルです。やっとなんとか終了しました。インターバルの中でも400mはスピードが要求されるので心臓への負担が大きいのです。負荷のかけすぎです。心房が拡大してしまわないか不安です。
来週からお盆、お盆明けからアメリカセドナへの2週間の休暇に入るため、8月いっぱいは練習会に参加できません。そんな理由があって今回は400mインターバルに参加しましたが、次回からこのメニューの時は参加を控えたいと思います。負けず嫌いな性格が浮き彫りになり、遅いクラスで走る勇気がないのです。よく体調が悪い時にレースを棄権する勇気というのを耳にします。私の場合、練習で遅く走る勇気が必要なのです。でもなかなかその勇気が出ないのです。リスタートと違ってDACには私をセーブしてくれる人がいません。どうしても上へ上へと気持ちが傾いてしまいます。負けず嫌いも困ったものです。

今日はDACのユニフォームで走りました。タンクトップで格好いいです。
8月9日小
やり切った感があって満面の笑顔です。


会津容子コーチのadidasランニングクリニック

今日のadidasランニングクリニック練習会はリスタートでもコーチを務める会津容子さんが担当します。
火曜日のリスタート練習会に参加した時にあらかじめ今日の話をしていたのでお互い楽しみにしていました。彼女は今年3月まで資生堂の選手で4月に引退したばかりです。引退後も資生堂に勤務していますがリスタートのほかハリアーズ、ウイングルでも市民ランナーのコーチを務めています。
火曜日はインターバルで私のペーサー役だったので走っている間はずっと話をさせていただきました。私がadidasは上級の練習会はきついけど中級は緩いと発言したものですから、今日はきつくなってしまうかなという予感がしていました。今日のメニューは中級のインターバルなのです。神宮外苑で1kmを5本です。メニュー表には1kmを5分20秒で5本と書いてあるのでかなり緩いです。とてもインターバルといえるスピードではありません。ペース走より遅いです。

永田町から2.5kmの外苑までジョグで移動して流しを2本やった後に会津コーチから説明がありました。5分20秒という発言は全然ありませんでした。自分のペースで1km走り、残り325mはジョグでスタート地点に戻ります。スタートから8分30秒経過した時点で2本目。3本目は8分20秒。4本目は8分10秒。5本目は8分といった感じです。1kmを走るペースは個人個人ができる限り速くというもので、速い人はスタート地点に戻ってから次に走るまでの時間がつくれます。ペースを設定しないということは、すなわち速く走る羽目になってしまうということです。今日は緩練習と決めつけてやってきたので心の準備ができていません。火曜日にあんなこと言わなければよかったと少し反省しました。

1本目は周りの人たちの様子を見てゆっくり目に走りました。4分08秒でした。2本目は途中でリスタートのTシャツを着た方を追い抜きました。会員さんが一人で練習しているのかなと思いましたが、私は入部したばかりなのでお顔を拝見しても誰だかわかりません。1kmのゴールを間近にし、スピードを若干上げたところで「櫻井さ~ん、頑張れっ」という応援が聞こえました。
えっ、こんなところで知り合い?
誰だかわかりませんでしたが、とりあえず手を挙げて応援に応えました。3分58秒でした。
スタート地点に戻って会津コーチにこのことを話したら、今日は外苑でリスタートのビギナークラスが練習をしているのだそうです。火曜日のレギュラークラスに参加した人がたまたま私を見つけたので声をかけてくれたのでしょうと教えてくれました。6月下旬の体験入部から1ヶ月以上あけて今週火曜日に入部したばかりなのに顔と名前を覚えていただいて本当に有難いです。しかも暗闇で走っているところを見つけるのは至難の技です。やはりリスタートの会員さんは暖かい方が多いです。入部して良かったとしみじみ感じました。
3本目、4本目、ラストの5本目すべて3分台でした。(50秒台ですが…)
昨日DACのドリルで教えてもらったとおり少し前傾姿勢で胸を張って走りました。走ろうとしなくても自然に足が前に出るようなフォームを意識して、速く走ろうという意識は取り除きました。速く、足を使って、身体全体を使って、一生懸命腕を振ってスピードを上げようとはしませんでした。あくまでも自然体。楽に走ることを意識しました。それでもドリルのとおりに走ることを心掛けると足が自然と前に出て、楽にそれなりのペースで走ることができます。全力で走ったらどのくらいで走れるのだろうと少し嬉しくなりました。

会津コーチに「来週火曜日リスタートで会いましょう」と言って今日の練習を終えました。
もう一言付け加えました。「9月になったらリスタート、クーポン会員から正会員に切り替えますよ。」

最近はどれも充実した練習の連続です。
明日もadidasランニングクリニックで練習です。上級コースのインターバルです。今日よりきついでしょう。頑張ります。

リスタート、DAC、adidas、どれも私の生活の一部です。
会津

DAC会員としての初練習

昨日に続いて今日はドリームアシストクラブ(DAC)の会員としての初練習。代表は実業団ヤクルトで活躍した折内一昭さん。最遅クラスがサブ3.5のため私はこの中で最も遅い部類に入るのでしょう。そんな目で見ているものだから周囲を見渡しても皆んな速く見えてしまいます。まあ、恥をかけばいいんだよと自分を慰めました。別に誰も自分に注目しているわけではないのです。誰も俺のことなど見ていない。だから遅くてもいいのです。
参加者はちょうど40名。コーチ陣を入れると50名近い大群です。
当初は6000m+1000mペース走の予定でしたが、真夏ということで4000m+1000mペース走に変更になったようです。しかし、今日は雨も降り8月上旬とは思えないほど涼しい天候です。折内代表が8000m+1000mペース走に再変更したいくらいですが、一度変更しているのでそんな訳にもいかないし、最後に1本400mダッシュを入れますとの説明がありました。
これから準備体操とアップジョグをしてDAC特有のランニングドリルが始まります。本練習に入る前にこの一連の流れが45分続きます。このドリル、すごく参考になり、私がクラブ選びでDACを外せなかった理由がここにもあります。ランニングの姿勢、足の運び方、足・腹筋・お尻等筋肉の使い方などなどあげたらきりがありませんが、実業団ではこの一連のドリルに2時間かけるそうです。これだけやっても時間は足りないので興味ある方は聞きにきてくださいとのことでした。どんなに速い人でも基本ができていなければ力を最大限に発揮できません。基本を身につければもっと速くなります。遅い人も基本ができて筋肉を上手く使れえば楽に速く走ることができます。トップ選手が楽に速く走れているのはそのためです。無駄な動きはしません。筋肉を上手く使い、地面の反発を上手く利用して身体で走るのではなく勝手に足が前に進むようにするのです。ドリルの基本ができれば足は勝手に前へ出るのです。何もしなくても勝手に進むのです。文章で表現するのは難しいのでDACに体験入部すれば私が言っている意味がよくわかります。走るだけが練習ではありません。ただ速く走ればいいというのは練習ではありません。走る基礎をつくること。筋肉をつくること。筋肉の使い方を学び実践すること。柔軟性、可動域の拡大、筋肉強化と使い方…
何度も言います。マラソンは走るだけが練習ではありません。上記のこと、全てマスターしストレッチも入れれば怪我も減ります。昨日のリスタート、今日のDAC、やはり2クラブ選んで正解でした。

そして、この後注目のクラスごとのペース発表がありました。

A. 4分00秒
B. 4分15秒
C. 4分30秒
D. 4分50秒

私はCクラス4分30秒を選択しましたが、意外にも最遅クラスではありませんでした。
火曜日練習はサブ2:50とサブ3:00
水曜日練習はサブ3:10とサブ3:30
てっきり自分が一番遅いと思い込んでいました。

遅い順にD→C→B→Aと時間差でスタートしました。
4分30秒ペースは昨日のインターバル2本目までと同じです。最近の私にとっては余裕のはずです。4分15秒という選択肢もあったのですが、初練習で遅れるという万一の事態は避けたかったのでCにしました。
走り始めはゆっくり目でしたが徐々にペースが上がってきました。ほぼ予定通りのペースで1周が終わり2周目から少し速くなりました。私の時計では4分20秒前後のペースです。このまま3周4周と走り半分の5周に到達したのはあっという間でした。更にペースは上がり私の時計では4分18秒、15秒あたりを表示していました。でも、極めつけに速いという感じもせず余裕をもってペーサーについていくことができました。気がつくと8名ほどいた練習生は2名、ペーサーと合わせて3名になっていました。基本ペーサーは練習生が遅れてもペースを落とすことはないようです。遅れた者はそのまま個人個人で頑張れというシステムてす。甘えは許されないのです。
4000mは17分20秒ほどで走り終えました。設定より速いです。次は5分休んで1000mです。ペースは自由ですが、4000mペースよりは速くということのようです。BC同時にスタートしました。400mトラックなので2周半、さほど長い距離ではありませんが4分15秒でいいやと思いながら走りました。半周したところで時計を見ると3分30秒ペース。少し落としました。やはりいつも100%では走れません。悔しいですが走れません。
1000m3分52秒
間髪入れず行った400mダッシュ84秒

DACも納得できるクラブでした。

最後にクールダウンジョグをしながら折内代表に心筋梗塞の過去を打ち明けました。

勿論

勿論OKです。

折内代表から私と会うのは前回の体験入部が初めてではないはずだと…
思い出せないがどこかで会っているはずと言われました。
私もそんな気がしますが同じく思い出せません。8年も走っているといろんな方に会っていますから…

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今週は木金adidasランニングクリニック。まだまだ練習会が続きます。

リスタート会員としての初練習

今日はリスタートの会員としての初練習です。昨日片岡純子ヘッドコーチに心筋梗塞の過去があることをメールで伝えました。今日はそのことを詳しく話さなければなりません。入部お断りということも考えられますが、「織田フィールドでお待ちしてます。」というメールの返信は前向きに考えていいというサインでしょう。
夕方から突然雨足が強くなり「こんな雨の中の初練習は気が重いなあ」と少し憂鬱な気分で代々木八幡の銭湯に荷物を預けました。傘をさして織田フィールドへ…

屋根の下で雨宿りをしながら片岡ヘッドコーチが来るの待ちました。いつの間にか雨は小降りになりました。片岡ヘッドコーチが現れたので心筋梗塞の話をかいつまんでしました。
やはり思ったとおり前向きに検討してもらえています。医師から運動時の心拍数制限を口を酸っぱく言われ続け、無酸素運動禁止の指導で限界値すれすれでのトレーニングをしたことが結果的にLTトレーニングになっていたことを話しました。

そんなところへ突然あの吉田香織さん(2015さいたま国際マラソン2位、2016北海道マラソン優勝)がやって来ました。アミノバイタルAC時代にお世話になったコーチ兼選手で私が最も信頼している方です。
選手としてもコーチとしても人間としても最も信頼を置いている方です。2016.5月どんだけインターバルの練習会以来1年3ヶ月ぶりの再会です。
「あらー◯◯さん久しぶりー。でもどうしてここにいるの。リスタート、たまに参加するの。」
「PUMA(AQRC)辞めたんだ。今日からリスタートに移籍したってこと。」
「そうなの。じゃあこれからちょくちょく会えるかな。織田フィールドにはよく来ているのよ…あのこと話した?ちゃんと話しておかないとダメよ。」
「話した話した。今も話していたところだから大丈夫。」
「片岡さん、彼◯◯さんていうの。宜しくお願いしますね。香港で心筋梗塞をやっているので無理させないように練習させてくださいね。」
その後も私の香港国際マラソンでの心筋梗塞の話が続き、香織さんはまるで私の親代わりのようでした。本当に有難いことです。

そんな雑談をしている間にすっかり雨はあがり、前回の体験時同様入念なウォーミングアップ(準備体操とトラック5周のジョグ)から練習が始まりました。
本日のメニューは1000m5本のインターバルでつなぎは200mのジョグ。3分40秒、4分、4分15秒、4分30秒の4クラス構成でこれより遅い設定がBクラス。香織さんの無理してはダメよという言葉が脳裏に焼きつき、その忠告を守って4分30秒ペースで走ることにしました。

(えっ、4分30秒ってこんなに遅いの)

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6月末から始めた数々の体験入部で私の身体はすっかり4分前後のペースに慣れてしまったようです。
このペースはとてもインターバルとは言えないペース。ペーサーを追い抜いてしまいたくなり前を走る方の足を蹴りそうになってしまうので、2本終えたところで4分15秒クラスに移ることを伝えました。そのままつなぎジョグはとらずに前のクラスに合流しました。
でも、ここでも物足りなさを感じてしまい、それを察知したのか他の会員さんが
「◯◯さん、最後の1本は自分のペースでフリーでいってください。我々はこれが限界なのでイーブンでいきます。」
会津容子コーチも
「そうしてもらっていいですよ。フリーでいってください。」
この会津コーチ、明後日のadidasランニングクリニックでもコーチを担当します。ウォーミングアップの時に明後日私もクリニックに参加することを話したらたいへん喜んでいました。元資生堂の選手で現在はリスタートのほかハリアーズやウイングルでもコーチをしているそうです。
最後の1000mは4分切りで走りました。インターバルは最初はゆとりをもって、その後一段加速し最後はフリーというペース配分が自分の身体には最適であるということがわかりました。スタートは念には念を入れて余裕をもつことが大切です。

クールダウンとしてトラックの一番外側を5周(約2000m)して全員でストレッチ、ペーサーを勤めたコーチが練習状況の報告をして火曜練は終了しました。
とても充実した満足な練習でした。来週も同じメニューで行うとのこと。必ず参加します。
このリスタートでサブ3.5の目標を達成し、自分自身も新たにサブ3.5ランナーとして再出発、リスタートする決意をひしひしと感じたひと時でした。

明日は同じ織田フィールドでDACの練習会です。6000mプラス1000mペース走です。
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