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岡山県のマラソンで33歳男性が死亡

1月29日に開催された岡山県井原市のマラソン大会で33歳男性が死亡した。

その男性は10キロの部に参加し、ゴール後に着替え休憩スペースの体育館に移動。
ゴールから1時間15分後に見回りをしていた体育館職員が壁際で荷物を枕にして横になっている男性を発見。既に心肺停止状態で、運ばれた病院で死亡が確認された。

このようなニュースを耳にすると人ごとではないと寒気を感じる。

死因は現在調査中とのことだが、心臓にトラブルが発生したのは間違いないだろう。
急性心筋梗塞や低体温症からくる心不全などが考えられる。
冬に行われるマラソンでは、汗をかいたという自覚が少なく水分補給をおろそかにしてしまいがち。つまり脱水の危険があるのだ。脱水になると血液がドロドロになり血栓ができて動脈を塞ぐ。つまり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まる。(とくに心筋梗塞)私の急性心筋梗塞発症理由はまさにこのケース。

そして、もう一つ注意しなければならないのがクールダウン。
マラソンで温まっていた体温が走り終えたことによって急激に冷やされる。気温の低い冬は汗が一気に冷えて低体温症になり、心臓の働きが鈍る。つまり、心不全のリスクが高まる。

トレーニング後のクールダウンはしていても、レース後のクールダウンを怠っている人はかなり多いはず。命にかかわることなので、水分補給とクールダウンには特に注意したい。
マラソン中はエイドで適度な水分補給をして、ゴール後にもう一度水分補給を。そして十分なクールダウン。

亡くなった男性のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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コメント

ROADSKY #-

クールダウンを怠らない

ついトレーニングの時間が1時間しかなかったりするとクールダウンを怠ってしまいます。怖いですよね。水分補給も、特にトイレに行きたくなるのが怖くて避けてしまいがちです。冬場のトレーニング、レースは意識して気を付けるようにします。こういうニュースは痛ましいし、同じようにはならないよう気にしています。

2017年02月01日(水) 22時28分 | URL | 編集

k.bunbunmaru #-

クールダウンを怠らない

日頃のトレーニングではクールダウンを行ってますが、レース後はやったことがありません。フィニッシュしてそれで終わりです。これではいけないなあと改めて感じました。
一度地獄を見た者として反省し、次のレースから忘れずにクールダウン実行します。

2017年02月02日(木) 13時05分 | URL | 編集

ROADSKY #-

プロはやっているそうです

私の所属しているランチームのコーチは現役でもあるんですが、
プロは毎日多くの練習をするために、回復をしっかりやっている
とのことです。速く回復させるために、ストレッチとか凄く丁寧にしっかりやるそうです。私も今からローラー台漕ぎますが、リカバリ・ランの時間は5分とるようにします。

2017年02月02日(木) 21時14分 | URL | 編集

k.bunbunmaru #-

なるほど

なるほどそうですよね。トレーニング前のストレッチとアップ。トレーニング後のクールダウンとストレッチ。プロや一流アスリートにとっては当たり前ですよね。
中途半端な立場にある私どもはどうしても時間がないのと面倒くささでやらずじまいになりがちです。これを気に猛反省してクールダウン、ストレッチに時間をかけます。

2017年02月02日(木) 22時13分 | URL | 編集


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