45k+2k走
2017年2月14日
今日は休暇で皇居をひとり孤独に45k+2k走を行った。+2kとはPUMAランステから平川門までの往復距離。
本音はキロ5分でどこまで走れるか試してみたいのだが、集団走ならいざ知らず孤独走でそのペースは難しい。
という訳で5分半で30キロ=2:45'00"
その後はキロ6をオーバーしないことを目標に掲げた。勿論あと19日に迫った静岡マラソン対策だ。
今年はこの時期土日にいろいろと用事が入り、どうしても時間のかかる40キロ以上のロング走ができないでいた。今週末まで待ってしまうと2週間前のロング走になって疲れを抜かなければならない時期に逆行してしまう。今日がラストチャンスと考えていた。
フルマラソンを走り切るための脚づくりと目標に向かった調整ができているかの確認だ。
雑誌などではフルマラソン対策として30キロ走を取り入れるよう書かれているが、私の理念では30キロでは足りない。30キロはマラソンの本当の苦しさ、辛さを味合う前の段階。練習でもレースでも少し辛抱すれば30キロにはすぐに到達してしまう。
「マラソンは30キロを過ぎてからがマラソンだ」という名言があるとおり、30キロを過ぎると悪魔が訪れる。第一段階の衰えがやってくるのだ。35キロでは極端な脚の衰え、気持ちの衰えが襲い自分に勝つことが困難になる。思考能力が低下して頑張ろうという気持ちが薄れる。脳に酸素がいかなくなることが原因らしい。だから練習で30キロ以上走ることでこの状態をつくり出して自分に勝つ訓練をしなければならないのだ。30キロを過ぎてからが真の練習なのだ。
午後2時に2Lのペットボトルを抱えてPUMAランステを出た。ゆっくり走って平川門へ向かった。
これから長い長いロング走が始まる。しばし辛抱と心に決めてスタートした。
最初の登り1キロは5'30"ペース。まあまあいい感じ。半蔵門を過ぎて下りに入り一気にペースアップしたいところだが、これから4時間以上もかかる長旅なので控えめに。
桜田門〜大手門と過ぎて1周終了ポイントの平川門。26分を若干オーバーするタイム。
2周目はいつ給水をするか悩みながらの走り。2周終了でとるべきか。はたまた3周終了まで我慢するか。なぜならば、立ち止まってしまうことで今のペースが狂うのを嫌ったのだ。
2周が終わり平川門へ到着したが給水はせずにそのまま走り続けた。
3周目も給水のことばかり考えていた。既往性の心筋梗塞ということを考えると脱水は絶対に避けなければならない。絶対に水分補給はするべきなのだ。
しかし、あと1周我慢すれば20キロ。15キロで止まるのと20キロで止まるのでは精神的にかなり違う。残り距離が短く感じてぐっと楽になる。そんな気がして20キロまで我慢したいと葛藤が続いた。
走るペースも一定で全く落ちる気配は感じられない。いつもは皇居を4分台で練習しているためか、5'10"〜5'20"がこんなに楽だと感じるのは新しい発見だった。
結局4周目に突入。4周終わったところで必ず給水するぞと自分に言い聞かせながら走り続けた。
4周が終わりペットボトルを両手に持ってガブガブと3分の1ほど一気飲み。飲み終えて休むことなく再びランを開始。
5周目も給水のタイミングを考えていた。一つの区切りとなる30キロ6周終わったところでと決めた。つまりあと2周。
その頃から左足親指に違和感が出始めた。静岡用に買ったニューシューズが靴擦れっぽい。このまま最後まで走ると皮がむけるのではという不安の中、親指に力をなるべく入れないように踵重心で走るよう調整していた。
気がつくと、不思議なことにビルドアップしているようだ。5周目、6周目とタイムが僅かだが速くなり、30キロは2時間36分。
いよいよこれからが今日の練習の真骨頂。どんなことがあってもキロ6はオーバーしないぞと固く誓った。気持ちも脚も負けないように頑張ろう。
ハムに多少の違和感が表れてレースの再現に似た状態。しかし、いつもと違うのはスピードは落ちたものの極端なペースダウンではない。残り距離を意識して自分の脚が自然につくり出したペースダウンの感じ。事実時計を何度確認してもキロ6に迫ることがない。常に5分半未満で継続できている。強いメンタルも持続できている。残り10キロを5分半ペース=55分で走りたいという強い意志が芽生えた。
30キロ〜40キロのタイムは54分。キロ5分半以下である。
ここまで走って今日の目的は十分に果たせたと感じたが、もう1周走ればフルマラソンより長い距離。ラスト5キロをなんとか30分未満で走ろう。
自分で自分を激励し、どうにかこうにか29分。45キロのサブ4を練習で達成してしまった。
静岡への自信に繋がる収穫多きロング走。勿論練習史上最速の45キロ走である。懸念は靴擦れをかばった走りで足底筋膜炎のような状態になってしまったこと。あと2週間少々でしっかりと身体のケアをして静岡を迎えたい。
今日は休暇で皇居をひとり孤独に45k+2k走を行った。+2kとはPUMAランステから平川門までの往復距離。
本音はキロ5分でどこまで走れるか試してみたいのだが、集団走ならいざ知らず孤独走でそのペースは難しい。
という訳で5分半で30キロ=2:45'00"
その後はキロ6をオーバーしないことを目標に掲げた。勿論あと19日に迫った静岡マラソン対策だ。
今年はこの時期土日にいろいろと用事が入り、どうしても時間のかかる40キロ以上のロング走ができないでいた。今週末まで待ってしまうと2週間前のロング走になって疲れを抜かなければならない時期に逆行してしまう。今日がラストチャンスと考えていた。
フルマラソンを走り切るための脚づくりと目標に向かった調整ができているかの確認だ。
雑誌などではフルマラソン対策として30キロ走を取り入れるよう書かれているが、私の理念では30キロでは足りない。30キロはマラソンの本当の苦しさ、辛さを味合う前の段階。練習でもレースでも少し辛抱すれば30キロにはすぐに到達してしまう。
「マラソンは30キロを過ぎてからがマラソンだ」という名言があるとおり、30キロを過ぎると悪魔が訪れる。第一段階の衰えがやってくるのだ。35キロでは極端な脚の衰え、気持ちの衰えが襲い自分に勝つことが困難になる。思考能力が低下して頑張ろうという気持ちが薄れる。脳に酸素がいかなくなることが原因らしい。だから練習で30キロ以上走ることでこの状態をつくり出して自分に勝つ訓練をしなければならないのだ。30キロを過ぎてからが真の練習なのだ。
午後2時に2Lのペットボトルを抱えてPUMAランステを出た。ゆっくり走って平川門へ向かった。
これから長い長いロング走が始まる。しばし辛抱と心に決めてスタートした。
最初の登り1キロは5'30"ペース。まあまあいい感じ。半蔵門を過ぎて下りに入り一気にペースアップしたいところだが、これから4時間以上もかかる長旅なので控えめに。
桜田門〜大手門と過ぎて1周終了ポイントの平川門。26分を若干オーバーするタイム。
2周目はいつ給水をするか悩みながらの走り。2周終了でとるべきか。はたまた3周終了まで我慢するか。なぜならば、立ち止まってしまうことで今のペースが狂うのを嫌ったのだ。
2周が終わり平川門へ到着したが給水はせずにそのまま走り続けた。
3周目も給水のことばかり考えていた。既往性の心筋梗塞ということを考えると脱水は絶対に避けなければならない。絶対に水分補給はするべきなのだ。
しかし、あと1周我慢すれば20キロ。15キロで止まるのと20キロで止まるのでは精神的にかなり違う。残り距離が短く感じてぐっと楽になる。そんな気がして20キロまで我慢したいと葛藤が続いた。
走るペースも一定で全く落ちる気配は感じられない。いつもは皇居を4分台で練習しているためか、5'10"〜5'20"がこんなに楽だと感じるのは新しい発見だった。
結局4周目に突入。4周終わったところで必ず給水するぞと自分に言い聞かせながら走り続けた。
4周が終わりペットボトルを両手に持ってガブガブと3分の1ほど一気飲み。飲み終えて休むことなく再びランを開始。
5周目も給水のタイミングを考えていた。一つの区切りとなる30キロ6周終わったところでと決めた。つまりあと2周。
その頃から左足親指に違和感が出始めた。静岡用に買ったニューシューズが靴擦れっぽい。このまま最後まで走ると皮がむけるのではという不安の中、親指に力をなるべく入れないように踵重心で走るよう調整していた。
気がつくと、不思議なことにビルドアップしているようだ。5周目、6周目とタイムが僅かだが速くなり、30キロは2時間36分。
いよいよこれからが今日の練習の真骨頂。どんなことがあってもキロ6はオーバーしないぞと固く誓った。気持ちも脚も負けないように頑張ろう。
ハムに多少の違和感が表れてレースの再現に似た状態。しかし、いつもと違うのはスピードは落ちたものの極端なペースダウンではない。残り距離を意識して自分の脚が自然につくり出したペースダウンの感じ。事実時計を何度確認してもキロ6に迫ることがない。常に5分半未満で継続できている。強いメンタルも持続できている。残り10キロを5分半ペース=55分で走りたいという強い意志が芽生えた。
30キロ〜40キロのタイムは54分。キロ5分半以下である。
ここまで走って今日の目的は十分に果たせたと感じたが、もう1周走ればフルマラソンより長い距離。ラスト5キロをなんとか30分未満で走ろう。
自分で自分を激励し、どうにかこうにか29分。45キロのサブ4を練習で達成してしまった。
静岡への自信に繋がる収穫多きロング走。勿論練習史上最速の45キロ走である。懸念は靴擦れをかばった走りで足底筋膜炎のような状態になってしまったこと。あと2週間少々でしっかりと身体のケアをして静岡を迎えたい。
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