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焦り

心臓はほぼ拳くらいの大きさで右心房、右心室、左心房、左心室の4部屋で構成されている。全身を流れ戻ってきた血液は右心房→右心室→肺へと流れ、肺で酸素を取り込み二酸化炭素を放出する。酸素を取り込んだ血液は左心房→左心室→全身へと流れる。心房は隣の心室へ血液を送る役目のため壁は薄い。心室は血液を送り出す役目のため壁が厚い。特に左心室は全身に血液を送り出すため発達する。
心房が拡大する主な原因は高血圧。高い圧力に耐えるために壁が厚くなり大きくなってしまう。もう一つの原因が既往性の心筋梗塞者が激しい運動をした場合。何故なのかは少し考えればすぐにわかる。激しい運動をすると必然的に心拍数と血圧が上昇する。マラソン中は常に高血圧状態になっている。私は普段の血圧は正常値であるが、激しい運動つまりランニング(マラソン)をしており、練習中もレース中も常に高血圧状態にさらされていることになる。ゆっくりペースのジョギングならば問題ないだろうが、この1年半は4分台での練習が当たり前。このままでは生命の危機か。先行き不透明であるため、練習方法を改善すべきか不安と迷いが生じてきた。心房が拡大すると不整脈から心不全、あるいは心房細動そして突然死へと繋がる。昨年末からはサブ3.5を視界に入れるべく、練習内容を強度に設定してきた。おそらくそれが原因で今回の検査結果になってしまったのだろう。焦りすぎたのかもしれない。グラフトの寿命を気にするあまり、2年でサブ3.5を達成したいと考えていた。時間がないという焦りがあった。サブ4までは時間をかけてやってきた。
焦らない
腐らない
諦めない
の集大成だった。

今回のサブ3.5もやはり同じようにやるべきだろう。
いつまでにという期限を定めるのではなく、
焦らない
腐らない
諦めない
の結果がサブ3.5

このまま突っ走ってしまうと不本意な結末になってしまう。
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コメント

ROADSKY #-

焦るけどマイペースで

時間をかけてやるべきと思います。私も、1週間後に向けての追い込みで、インターバル・トレーニングが出来ないのが辛いです。私の心臓の主治医は自分のiPhoneにタバタ・タイマーを入れています。それほど、高強度のインターバル・トレは持久力に効くんですが、タバタ、心拍数が170越えるんですよね。よって主治医から禁止されています。ビルドアップだと時間かかるし、周りに置いて行かれたくないし。でも、マイペース維持です。が、ま、ん、です。

2017年04月09日(日) 22時06分 | URL | 編集

k.bunbunmaru #-

Re: Re: 焦るけどマイペースで

ビルドアップでも4分以下で走ったりするので心拍数は瞬間的ですが170いきます。血圧は測れないのでわかりませんが相当な高血圧状態になっているのでしょう。
ちょうどマラソンはオフシーズンに入ろうとしていますし、見つめ直すにはいいタイミング。焦らずゆっくりじっくりで方向転換ですかね。
私はこんな時、気持ちがグレーになった時に必ず見るものがあります。
「あるサッカー選手の死」で検索するとハンガリーのミクローシュ・フェヘル選手が試合中に心筋梗塞で亡くなった動画がYouTubeで流れています。フェヘル選手には申し訳ありませんが自分は運良く助かった。これからもこうはならない。いや、なってはいけないと見つめ直しています。

2017年04月10日(月) 10時29分 | URL | 編集


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